武家政権の源流 北條寺

北條寺伽藍
縁起

巨徳山 北條寺

鎌倉幕府創建に功績のあった第二代執権北条義時が創建した寺院です。縁起は北條寺本尊にまつわり語られます。

本尊は千二百年以前に日本に渡られ、江間村(現「伊豆の国市江間」)の観音院(寺号)に安座されていました。源頼朝が源氏再興を祈願して巡祥した三十三観音のひとつです。

頼朝の舅で義時の父、北条時政も深く尊崇し武運長久を祈願して100日間観音堂に籠もったといいます。満願の明け方に夢の御告げを受け挙兵、源氏再興を成し遂げています。

義時の嫡男・安千代が大蛇に襲われ落命した折、墓所として寺号を万徳山北條寺と改め七堂伽藍を建立、運慶に命じ 仏殿の阿弥陀如来像をつくらせるなどをしています。爾来代々伽藍を建立し、寺領などが寄進されています。

境内の小四郎山に義時夫婦の墓所があり、生誕地を今もみつめているようです。